Find Our Roots!

メンバーインタビュー

株式会社メンバーズの「地方企業のデジタルトランスフォーメーションを支援する」新規事業として立ち上がったメンバーズルーツカンパニー。
そこで、デジタルクリエイターとして活躍するプロフェッショナル達のキャリアや素顔など「ルーツ」に迫るインタビューをお届けします。

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渡邊 賢二

『エンジニアだから出来ること』で役に立ちたい

Webエンジニア 渡邊 賢二

渡邊さんは、中途入社でメンバーズに入られているんですよね。これまでの経歴について簡単に教えてください。

はい。2014年10月にメンバーズに入社しましたので、メンバーズ歴は丸6年になりました。メンバーズの前には、主に組み込み系を手掛けるSIer(システムインテグレーター)の企業を2社ほど経験しています。

元からエンジニアを目指していたのですか?

もともとは建築士になりたいと思っていたので、宮城高専(当時)*1の建築学科に入学しました。しかし入学時に親からパソコンを買ってもらった事がきっかけでプログラミングに触れて考えが変わりました。ゲームが好きだったのでゲームを作れたらと思って初めたところゲームはあまり作れなかった(笑)のですが、自分でサイトを作ったり自作のCGIを作ってみたりして、自分で動くものが作れる事がとても楽しかったのです。 その経験から、就職もエンジニア職を志望するようになりました。

だから新卒でSIerに入社されたのですね。

ええ、そうなのですが、建築学科卒業なのにエンジニア職で就職するというのは、未経験のような形なのであまり選択肢が多く無く少し苦労しました。結果、地元の仙台で技術職系に特化した人材派遣とSES*2を行っている会社に入社することが出来ました。 そこがエンジニア職としてのスタートとなり、UNIXやLinux、ネットワークの知識、そしてウォーターフォール型*3プロジェクトの上流から下流までを学ぶことができました。 案件の中には、スーパーコンピュータの一部に当たる部分を開発する仕事もあり、さまざまなシステム開発に触れることが出来ました。 そこで6~7年勤務した後に、縁があった方から誘われて2社目に移り更に2~3年間、組み込み系エンジニアとしてのキャリアを積んでいました。

そこからどんなきっかけでメンバーズに入社されたのでしょうか?

そこまでの2社では色々な経験を積ませて頂きありがたかったのですが、一方で得られる知識や技術が浅く広くなっていると感じていました。それだとエンジニアとしての技術力が高まらない、Web系のエンジニアリングに腰を落ち着けて集中して取り組みたい思いがありました。そこで仙台にオフィスのあるメンバーズの事を知り、転職を決意しました。

メンバーズに入社していかがでしたか?自分が思い描いていたような仕事はできましたか?

いやー、かなり苦労しました。最初に配属されたのが当時新設されたばかりのWebサービスを開発する部門だったんです。鉄道系企業の会員制サイトや女性向け商材メーカーのSNSと連動するようなサイト、他にもエンターテイメント系のスマートフォンアプリの開発などを手掛けている部署で。 Webエンジニアとしての経験が少なかったものですから、手が遅くて当時は周りに結構迷惑を掛けていたかもしれません(苦笑)。 そこから、某金融系企業のユニットで開発やサイト公開を担当、更にその後は特定のお客様を持たず他部門のお客様などの開発案件に特化した構築チームに所属し、PHPを使った開発、AWS*4の環境構築、メディア系企業のWordPressを使ったサイト開発などを経験してきました。その間に経験を生かして、AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイトにも合格しました。

入社してから慌ただしく、色々な案件を通じてWebエンジニアとしてのキャリアを積まれてきたんだなと感じます。特に渡邊さんが強味/得意と感じる領域はありますか?

はい、メンバーズの仕事は、企業の重要な情報発信インフラであるWebサイトの運用が多いので、制作したものをWebサイトを通じて世の中に出すところまでがワンセットの業務です。そこでは間違いや、予定どおり公開されない、といった事があると大変です。あまり目につかない部分ではあるのですが、その公開作業には準備から含めると色々な人の手と工数が掛かっています。 そういった作業を、エンジニアのスキルを使って環境を整備したり自動化/効率化することにより負荷の軽減とミスの減少を図るといった事をしてきました。その点は自分の得意分野になっているかと思います。 他には、比較的大規模サイトの運営が多いメンバーズのEMC事業*5では導入ケースが少ないWordPress*6の開発経験をメディア系サイトの案件を通じて多く詰めたので、それも自分のスキルの特徴の1つになっているかと思います。

それは頼もしいですね。では少し違う質問になりますが、渡邊さんがこれまでのエンジニアのキャリアや業務で得られた楽しさや喜びはどんなものがありますか?

先ほどお話しましたが、リリースの準備のためには色々と作業環境を整備する必要があります。その結果、無事にサイトなどの公開が出来た時には嬉しさとホッとする気持ちがありますね。 やはりエンジニアのスキルを使って、そのチームやユニットの困りごと・課題を解決した時に喜びを感じます。チーム内で自分しか出来ないことで役に立てることが嬉しいのだと思います。先日、私が書いたGit関連のコラム*7を読んだ面識の無い社員の方から問合せが来た事があって、そういう事も嬉しいですよね。

スキルや知見を頼られる、というのはクリエイターの嬉しさとして大きいところなのでしょうね。とてもよくイメージできました。さて、インタビューも終盤になりますが、そんな渡邊さんがメンバーズルーツに参画しようと決めたのはどんな点でしょうか?

先ほどの話と重なりますが自分のエンジニアとしてのスキルが活かせそうだと感じた点が一つです。 サーバや開発環境などの領域で色々と自動化/効率化に役立てそうですし、地方や中堅企業の比較的スピーディに品質の良いサイトを立ち上げたいというニーズからWordPressの提案が多いと聞いて、開発ももちろんですが必要な機能やプラグインの事や見積りの算出などもこれまでより精度高く出来ると感じました。 また、地方企業向けのECサイト立上げを支援するためにShopify(ショッピファイ)*8を活用するという話を聞いて、新しい技術に取り組めることも魅力に感じています。

渡邊さんが仰る通りです。これまでメンバーズルーツにはエンジニア職のクリエイターはいませんでした。渡邊さんのスキルが活かされる場面がとても多いと感じています。

よかったです。自分の持っているスキルを活かしつつ、新しいものをドンドン吸収して少しでも早く貢献できたらと思っています。

これからが楽しみです。今日はありがとうございました!

ありがとうございました!

*1…現仙台高等専門学校

*2…System Engineering Serviceの略。ソフトウェアやシステムの開発・保守・運用における委託契約の一種

*3…システムの開発を「基本計画」「設計」「プログラム設計」「プログラミング」「テスト」というように決められた工程を順に段階を経て行う方法

*4…世界で最も包括的で広く採用されているクラウドプラットフォーム

*5…エンゲージメントマーケティングセンターの略 詳細はこちら

*6…世界で最も利用されているオープンソースCMS

*7…他に執筆したコラムはこちら

*8…世界で100万社超に導入されているECプラットフォームのこと

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