気持ちよく働ける環境を作るために。チーム力向上ワークショップを開催!企画までの裏側をご紹介

気持ちよく働ける環境を作るために。チーム力向上ワークショップを開催!企画までの裏側をご紹介

会社紹介 2022年8月19日

こんにちは、メンバーズルーツの武田です。

現在、メンバーズルーツには約20名のメンバーが在籍しています。数名のカンパニーから、1つのチームでは完結しない規模のカンパニーとなり『チーム外のメンバーと話す機会が少ない』『リモートワークで雑談などができない』など、各々の人となりの理解が弱くなってくるという課題が出てきました。

これらの課題を解決すべく、チーム開発ラボで行った取り組みを紹介します。

チーム開発ラボって、どのような活動をするの?

メンバーズルーツは、地方銀行DXの内製化を実現させるために、アジャイルPDCAチームを提供するサービスを展開しています。その中の提供価値として大事にしている領域が「UXデザイン」「データ駆動」「チームビルディング」「エンジニアリング」の4つの領域で、これらに強みを持ったメンバーにより企業様のご支援をしています。

この中で、「チームビルディング」について突き詰めているチームが、「チーム開発ラボ」のメンバーです。チームビルディングに興味を持っているカンパニー社長の神尾と、2名のディレクターの上野武田が、いかにチームメンバーに気持ちよく働いてもらえる環境を作るか?を考え、そのためにワークショップを検討、ファシリテーションなどを通じて、チームづくりについて学んでいます。

この「いかにチームメンバーに気持ちよく働いてもらえる環境を作るか?」を考えるにあたって今回はコミュケーションの円滑化に焦点をあて、「メンバーの性格理解促進」ワークショップを行いました。今回はワークの内容を紹介するだけでなく、どのような手順でワークショップづくりを行ったかについてもご紹介したいと思います。

どのようにワークショップを推進したの?

STEP1:課題の洗い出し

日頃の業務やチーム活動を行う上で、気になることの洗い出しを行いリスト化をして、解決すべき課題の優先順位付けを実施をしました。実際に出てきた課題としては、下記のようなものがあげられます。

【課題例】
・個人スキルの伸び悩み(若手クリエイターの指針が不足)
・チームが異なるメンバー間のコミュニケーションが希薄になる
・最小人数で業務を行っているため、業務が属人化しやすい
・サービスレベルが人に落ちていて、クオリティのばらつきが発生
・リモートでもクライアントニーズをキャッチアップできる状態が必要

STEP2:ワークショップの企画案を考える

今回は、ラボメンバーの中で「個人スキルの伸び悩み(若手クリエイターの指針が不足)」について課題感を強く感じたので、上記を解決するための企画を考えました。
議論をする中で、個々人のキャリア開発については通常は半期に1回マネージャーと面談をして目標を決め、それに向けてアクションをするという形にとどまっているため、日ごろ一緒にお仕事をしているメンバーから相互にアドバイスを行うようなことができたら有意義ではないかという結論になりました。そこから、チームメンバーの将来のキャリアに関わるアドバイスシートをお互いに作りあうワークに決定しました。

また、「チームが異なるメンバー間のコミュニケーションが希薄になる」という課題も上がっていたので、お互いの事をもっと知って、コミュニケーションを活発にするために、「動物占い」を使ったヒアリングと、それを聞いてヒアリングした内容について他己紹介を行うことで、メンバーの人となりを知ってもらうワークをアイスブレイクとして入れることにしました。

STEP3:ワークショップのタイムスケジュール・資料を作成する。


実際に企画会議で話をした内容でワークショップをする場合、どのような時間配分で、どのような内容を、どのような順番で伝えると、メンバー全員に伝わりやすくなるのか?に気を付けながら本番を想定して大枠のタイムスケジュールを作りました。
大枠が決まったら、誰がどのパートを説明をするのか、誰が資料を作るのか役割分担をして、ワークショップまでに、数回打ち合わせを実施しました。

STEP4:ワークショップを実施する

ワークショップ風景

STEP3で作ったワークショップをベースに、メンバーを集めてワークショップを実施。
当日はリモートのワークショップだったのですが、5チームに分けるワークが必要だったので、Google Meetのブレイクアウト機能などを利用をして、チーム分けを行うなど、スピーカー以外にサポート役も準備して、実際の運営を行いました。

実際に利用したGoogle Meetの機能

Zoomの機能は何度か活用したことはありましたが、メンバーズのデフォルトのMTGツールであるGoogle Meetでもブレイクアウトルーム機能があったため、今回はこちらを使ってワークショップを実施してみました。初めて利用をしたのですが今後も使えそうな機能が多かったので、ご紹介をします。

ブレイクアウトルーム機能

ブレイクアウトルーム機能

任意のチーム設定をして、各々の部屋に割り振ることができる機能です。
MTGの管理者であれば、ドラック&ドロップでチーム割の設定も簡単でした。

アンケート機能

アンケート機能

受講者に選択式のアンケートを取ることができます。
アンケートに回答をすることで参加者がワークに参加している感じが出てくるので、おすすめです。
※アンケート内容はスプレッドシートに保存され、後から集計することも可能なようです。

ワークショップに参加をしたメンバーの声

・普段話せない人と、話す機会ができたので楽しかった。
・相手の性格・特性などを含めて、コミュニケーションなどを考えたりしていなかったので、今後依頼する際などに気をつけられそう。
・他己紹介などあまりしないので、通常よりも色々ヒアリングができて良かった。
・〇〇さんの診断結果が、思っていた性格と異なっていた。今まで性格に合わせたアクションを取っていたつもりだったが、全然真逆のアプローチをしていることに気づいた。

最後に

メンバーズルーツのメンバーがどのような取り組みをしているか、少しイメージできましたでしょうか?
メンバーズルーツでは自分たちで課題を洗い出し、ワークショップの企画・実施など、自分たちの力で気持ちよく働ける環境を作り出すことも大切にしています。今回の取り組みも、一過性の取り組みではなく、継続して改善を行っていくものなので、別の事例などが出ましたら、またご紹介したいと思います。
現在、ディレクター、エンジニアの募集を行っているので、少しでも興味がある方はこちらからご連絡いただけますと幸いです。

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