検索ボタン
もう高額な運用費に悩まない。Studioで実現する「自社で更新できる」Webサイト

もう高額な運用費に悩まない。Studioで実現する「自社で更新できる」Webサイト

ノーコード 2025年5月27日

  1. はじめに
  2. Webサイトの「Total Cost of Ownership(TCO)」とは?
  3. なぜ、Webサイトの運用は高くなりがちなのか?
  4. これからのWebサイトは「自社で更新できる」が標準に
  5. ノーコード「Studio」で実現する具体的な機能とメリット
  6. ノーコードCMS「Studio」活用事例紹介
  7. おわりに
  8. 関連サービス

はじめに

はじめまして。メンバーズルーツカンパニーでWebディレクターをしている平福です。

メンバーズルーツでは、Webサイト制作の現場業務の内製化に注力しており、現在、ノーコードツールである「Studio」を活用したWebサイトの開発支援を行っております。

Studioは、コーディングの知識が不要なうえ、デザインの再現性が高いため、追加や更新にもスピーディーに対応できるのが大きな魅力です。

さて、企業の顔であり、現代ビジネスにおいて不可欠なデジタル資産となったWebサイトですが、その維持・運用にかかる「見えないコスト」が、経営層やマーケティング担当者の間で頭を悩ませる種となっているケースは少なくありません。

Webサイトを立ち上げた際の初期開発費用は明確に把握していても、その後、毎月、あるいは何か変更があるたびに発生する運用コストが、想定を上回っていたり、予測が難しかったりすることはないでしょうか?

今回は、こうした運用に関する課題を解決するためのヒントとして、Webサイトをより効率的かつ戦略的に活用するための鍵となる「自社で柔軟に更新できる」Webサイトの実現について掘り下げていきます。

Webサイトの「Total Cost of Ownership(TCO)」とは?

Webサイトにかかる費用は、制作時の初期費用だけで全てではありません。「Total Cost of Ownership(TCO:総所有コスト)」という言葉は、元々、主に電子機器やPCソフトウェアといった製品やサービスにおいて、その導入(購入)から運用管理、最終的な廃棄(あるいはサービス解約)に至るまでにかかる費用の総額を指す概念です。この考え方はウェブサイトにも応用することができ、ウェブサイトにおいては、初期の制作費用に加えて、公開後の運用なども含め、そのウェブサイトが存在する期間全体で発生しうる全てのコストを指すものとして捉えられます。

このTCOの中で、特に見落とされがち、あるいはコントロールが難しいのが「運用コスト」です。これには以下のようなものが含まれます。

  • インフラ・保守費用: サーバー利用料、ドメイン更新料、SSL証明書費用、CMSのライセンス費用や定期的なアップデート費用など、Webサイトを公開状態に保つために必要な基本的なコストです。
  • セキュリティ対策費用: 不正アクセスへの備え、脆弱性対応、監視サービス費用など、Webサイトを安全に運用するためのコストです。
  • 外部委託費用: Webサイトの軽微な修正、コンテンツの追加、機能改修などを外部の制作会社やエンジニアに依頼する際に発生する都度費用です。
  • 社内リソースの工数: 外部ベンダーとのコミュニケーション、修正指示書の作成、社内での確認・承認、IT部門による技術的な対応や管理にかかる人件費・時間です。

特に、Webサイトの構造が複雑であったり、使用しているシステムが専門的であったりする場合、外部委託費用や社内調整の工数は膨らみやすく、これが運用コスト増大の大きな要因となります。

なぜ、Webサイトの運用は高くなりがちなのか?

多くの企業でWebサイトの運用コストが高額になったり、手間がかさんだりする背景には、これまでのWebサイト制作・運用における典型的な課題が潜んでいます。

その大きな要因の一つが外部ベンダーへの過度な依存です。

Webサイトの内部構造やコードが専門的で、自社内に十分な知識やリソースがない場合、簡単なテキスト修正や画像の差し替えといった作業でさえ、外部の制作会社に依頼せざるを得ない状況が発生します。依頼のたびに見積もりや発注手続きが必要となり、都度費用が発生するだけでなく、コミュニケーションや作業待ちによる時間的な無駄も生じます。この外部への依存構造が、運用コストを押し上げる要因の一つとなります。

また、制作会社に毎月の更新作業に加え、Webサイトの「データ分析・レポート作成」を定常的に依頼しているケースも少なくありません。 月額固定の費用として10万円から30万円といった金額を支払い、定期的なレポートの提出を受けている場合です。しかし、ここでよく発生するのが、提供されるレポートがGoogle Analyticsなどで取得できる一般的なアクセス解析データ(PV数、セッション数、滞在時間、流入元など)の羅列に終始しており、「このデータから自社サイトの何を改善すれば、最終的な目標である売上や問い合わせが増えるのか?」といった、ビジネスの成果に直結するアクションに繋がる具体的な示唆(インサイト)や改善提案が含まれていないという問題です。

単に数字を眺めるだけでは、次に何をすべきかが見えてきません。さらに、社内体制の問題として、提供されたデータやレポートを定期的に確認し、その内容を読み解いて、具体的な改善アクションに落とし込む責任を持つ担当者が明確になっていないことも珍しくありません。

結果として、毎月一定のコストを支払ってデータを受け取っているにも関わらず、それがWebサイトの戦略的な改善や成果向上に結びつかず、「運用にかけているコストに見合う成果が出ていない」という停滞感や不満が生じてしまいます。

これら合わせて毎月固定で30~60万、都度での依頼を含めると合計60万〜120万以上の運用コストがかかっていることもあります。

これからのWebサイトは「自社で更新できる」が標準に

このような運用コストや手間の課題を根本から解決するには、「自社で柔軟に更新できる」体制を構築することが不可欠です。

「自社で更新できる」Webサイトが実現することで、企業には以下のようなメリットがあります。

  • 運用コストの抜本的な削減: 外部への依頼頻度を大幅に減らし、予測可能なコストで運用できるようになります。
  • 情報発信スピードの向上: 新しい情報や企画をスピーディーにWebサイトに反映させ、市場の変化に即応できます。
  • 担当者の自律的な活動を促進: コンテンツの責任者自身が、必要なタイミングで情報を更新できるようになり、より戦略的なウェブ活用が可能になります。
  • 社内業務の効率化: 外部との煩雑なやり取りや、部署間の調整にかかる時間と労力を削減し、力を入れるべき企画や分析、改善業務に力を入れることができます。
  • ビジネス機会損失の最小化: タイムリーな情報提供により、顧客との接点を増やし、ビジネスチャンスを最大限に活かせます。

ノーコード「Studio」で実現する具体的な機能とメリット

では、「自社で更新できる」Webサイトは、具体的にどのように実現するのでしょうか? そのための強力なプラットフォームの一つが、ノーコードツールであるStudioです。

見たまま編集できる視覚的なエディタ

Studioが「自社で更新できる」を可能にする最大の特長は、プログラミングのコードを書かずに、Webサイトを『見たまま』直接編集できる点にあります。

従来のWebサイト制作では、デザインを考えた後に、それを実現するためにHTML、CSS、JavaScriptといったプログラミングコードを書く必要がありました。Webサイトの見た目を変更するには、コードの知識が不可欠だったのです。

しかし、Studioの視覚的なエディタでは、プログラミングの知識は一切必要ありません。まるでPowerPointでスライドを作成したり、デザインツールでレイアウトを組んだりするような感覚で、Webサイトの実際の表示を見ながら、テキストや画像、ボタンといった要素を配置・編集できます。

「この文章を修正したい」「この画像を最新のものに差し替えたい」「このセクションの色を変えたい」といった要望は、Webサイトの画面上で直接クリックして編集するだけで反映できます。

これにより、これまで専門知識を持つエンジニアや外部の制作会社に依頼していた多くの作業を、ウェブ担当者やマーケティング担当者自身の手で行えるようになります。修正指示の伝達や、作業完了を待つ必要がなくなり、思い立ったらその場ですぐに反映できます。

定期的な更新が楽になる!便利なCMS機能

Webサイトは、洗練されたデザインやレイアウトを持つことはもちろん重要ですが、それ以上に、訪れる人々にとって価値のある情報を常に新しく、そして豊富に提供し続けることがビジネスの成果に繋がります。

お知らせやブログ記事、導入事例、さらにはスタッフ紹介や商品情報といった、企業の活動を伝え顧客との関係を深めるためのコンテンツは、定期的な追加・更新が不可欠です。 こうした日々の情報発信や多様なコンテンツ管理の負担を大幅に軽減し、「中身」の面でも「自社で楽に更新できる」体制を実現するのが、Studioの強力なCMS(コンテンツ管理システム)機能なのです。

StudioのCMSは、Webサイトの運用担当者が専門知識に頼ることなく、直感的にコンテンツを管理・更新できるように設計されています。ブログの新しい記事を作成する、導入事例の情報を追加するといった作業が、管理画面上で分かりやすく整理された入力フィールドに従ってスムーズに進められます。

これにより、これまで手間と時間がかかっていた定型的な情報発信業務を劇的に効率化できます。広報担当者が最新のニュースをタイムリーに公開したり、人事担当者が採用情報を常に最新の状態に保ったりすることが容易になります。

Studioの「見たまま編集できる視覚的なエディタ」と、「使いやすいCMS機能」。この二つが強力に連携することで、Webサイトの「デザイン(形)」も「コンテンツ(中身)」も、自社のチームが必要に応じて柔軟かつタイムリーに更新できる体制が実現します。

ノーコードCMS「Studio」活用事例紹介

【事例紹介】コスト4割削減を実現したノーコード活用支援!

株式会社ベネッセホールディングス様において、当社は生成AIと共にノーコードツール「Studio」の導入をご支援し、業務プロセスの見直しと合わせてWeb制作関連のコスト4割削減に貢献いたしました。 

本事例の詳細は、当社コーポレートサイトの記事をご覧ください。 

【事例紹介】パシフィコ横浜の成功事例に学ぶ コスト90%以上削減のノーコードツールを使った サステナブルWeb運用!

株式会社横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)様では、ノーコードツールを活用することでWebサイト運用コストを90%以上削減し、サステナブルな情報発信体制を構築されました。 

詳細は、公開中のセミナー動画をご覧ください。 

おわりに

Webサイトは、一度作って放置するものではありません。継続的に情報を発信し、ユーザーとの関係性を深め、ビジネス成果に繋げていくためには、公開後の運用体制と、そこにかかるコストを最適化することが重要です。

Studioのような「自社で柔軟に更新できる」ことに特化したプラットフォームを選ぶことで、Webサイトを真にビジネスに貢献する「生きた資産」へと育てていくことができます。

それは、単なる「コスト削減」という短期的なメリットに留まらず、より迅速で機動力のある情報発信、そしてデータに基づいた継続的な改善にも繋がることが期待できます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

関連サービス

メンバーズは、この度、Studio株式会社が提供する「Studioエンタープライズパートナー」に認定されました。プレスリリースについてはこちら

もし現在のWebサイト運用にかかるコストや手間に課題を感じている、あるいは「自社で柔軟に更新できる」Webサイトの実現にご興味があれば、ぜひ以下のリソースをご活用ください。

  • Studioを使った運用効率化についての無料相談を申し込む
  • 「ノーコードCMS(Studio)導入診断シート」をダウンロードする


NEW POST

このライターの最新記事
  • アイキャッチ

    もう高額な運用費に悩まない。Studioで実現する「自社で更新できる」Webサイト

RANKING

人気記事ランキング
  • アイキャッチ

    STUDIOで制作したサイトをGTM・GA4で計測!SPAへの対応方法をご紹介

  • アイキャッチ

    サイト運用を簡単に!STUDIO CMSを活用したお知らせリストの作り方

  • アイキャッチ

    STUDIOを使ったオープニングアニメーションの作成方法

  • アイキャッチ

    Studioの新機能徹底解説!追従バナー&メニューの作成ステップ

  • アイキャッチ

    【STUDIOアニメーション】 知ってデザイン効率UP! STUDIOカルーセルの設定

Contact

当社サービスにご興味があるお客様は
こちらよりお問い合わせください

お問い合わせ

Document

メンバーズルーツ発行の
資料をダウンロードできます

資料ダウンロード