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サステナビリティサイトとは?ノーコードで始めるサステナブルな情報発信

サステナビリティサイトとは?ノーコードで始めるサステナブルな情報発信

ノーコード 2025年7月23日

  1. はじめに
  2. サステナビリティサイトは「社会との対話の場」
  3. サステナビリティサイトの先進事例
  4. Webサイトそのものも「サステナブル」に
  5. ノーコードCMS「Studio」で、サステナブルなサイト構築をもっと身近に
  6. おわりに

はじめに

こんにちは。メンバーズルーツのWebディレクター、佐々木です。

近年、企業を取り巻く環境は大きく変化し、サステナビリティへの注目がかつてないほど高まっています。SDGs(持続可能な開発目標)やESG投資といった概念が広く浸透し、企業活動が環境や社会に与える影響に対して、投資家や取引先、消費者、従業員、就活生など、さまざまなステークホルダーが注目するようになりました。

このような背景から、各企業がサステナビリティに関する情報を「開示」することは、もはや当然のこととして求められています。しかし、単に情報を公開するだけでは十分とは言えません。

企業がどのような姿勢でサステナビリティに取り組んでいるのかを、より積極的に「発信」していくことの重要性が増しています。

サステナビリティサイトは「社会との対話の場」

この「発信」の場の一つが、サステナビリティサイトです。

サステナビリティサイトとは、企業が自社の持続可能性への取り組みや社会貢献活動に関する情報を集約し、ステークホルダーに向けて発信するWebサイトです。企業の理念や具体的な行動、目標などを多角的に伝える役割を担います。単なるデータや報告書の羅列ではなく、企業が社会に対してどのような価値を提供し、未来に向けてどのように貢献していくのかを表現する場でもあります。

必ずしも独立した専用サイトである必要はなく、多くの企業ではまず、コーポレートサイト内に「サステナビリティ」といったカテゴリーページを設け、そこから情報発信を始めるケースが一般的です。これは、すでにあるWeb資産を活用しながら、ステークホルダーとの対話を徐々に深めていく現実的なアプローチと言えるでしょう。

先進事例では、「社員の声」「動画」「活動ストーリー」といった、親しみやすく多様な表現が用いられる傾向にあります。これにより、読み手の理解や共感をより促進できます。

サステナビリティサイトの先進事例

サントリー

サステナビリティに関するニュースやトピックスを継続的に発信しています。「サステナビリティ ストーリーズ」という記事コンテンツでは、具体的な取り組みを積極的に紹介。また、動画コンテンツも活用して視覚的にも分かりやすく伝えています。

日立製作所

サイトにアクセスするとまず、企業のメッセージが目に飛び込み、強いインパクトを与えます。ESG(環境、社会、ガバナンス)の各側面における具体的な取り組みが分かりやすく整理されており、コラム記事も多数掲載されています。

ユナイテッドアローズ

シンプルで洗練されたデザインを採用し、企業のサステナビリティに対する姿勢を、定量的なデータも交えて明確に表現しています。余白を効果的に活用することで、情報が視覚的に際立ち、直感的に理解しやすい構成となっています。

Webサイトそのものも「サステナブル」に

見落とされがちですが、Webサイト自体も環境に少なからず影響を与えています。1ページを表示するだけでも、サーバーとユーザーのデバイス間でエネルギーが消費され、その過程でCO₂が排出されているのです。「デジタル」や「Web」は紙の使用を抑えられることからエコなイメージを持たれがちですが、実際には物理的な負荷がゼロではありません。

そこで注目されているのが、ユーザーと地球を最優先にしたWebサービスをデザインする「サステナブルWebデザイン」です。これは、2019年にWholegrain Digital社をはじめとしたデジタル業界の専門家が提唱したもので、6つの基本原則(Clean/Efficient/Open/Honest/Regenerative/Resilient)に基づいてWebサービスを見直すアプローチです。

近年では、以下のような工夫を取り入れることで、Webサイトそのものをよりサステナブルにする取り組みが広がっています。

  • 画像の軽量化(WebP形式の活用)やJavaScriptの最適化: ページ読み込み速度を向上させ、データ転送量を削減。
  • 不要なページやアニメーションの削減: 無駄な処理を減らし、サーバーや端末の消費電力を抑制。
  • ダークモードや省エネカラーの採用: ディスプレイの消費電力を抑えるデザインの導入。
  • 再生可能エネルギーを使用するホスティングサービスの選定: サイトの運用に使われる電力をクリーンエネルギーで賄うことで、間接的なCO₂排出量を削減。

このように、コンテンツやデザインだけでなく、Webサイトそのものの設計思想が、環境・ユーザー・社会・ビジネスの持続可能性を体現する手段となってきています。

【参考】

ノーコードCMS「Studio」で、サステナブルなサイト構築をもっと身近に

メンバーズルーツカンパニーでは、このような「Webサイトそのもののサステナビリティ」にも配慮したサイト構築・運用を推進しています。その取り組みの一環として、ノーコードCMS「Studio」を積極的に活用した制作を積極的に展開しています。

Studioがサステナブルなサイト構築に適している理由

機能

サステナビリティ対応の観点

ノーコード編集

ノーコードで誰でも簡単に情報を更新できるため、古い情報の放置を防ぎ、無駄なページ維持を回避。運用効率にも寄与。

自動画像最適化

画像を自動で軽量化(WebP対応)し、表示高速化とサーバー負荷削減(=CO₂排出抑制)に貢献します。

グリーン電力を使うホスティング環境の活用

再生可能エネルギーで電力を供給するグリーンホスティングサーバーを使用。

Studioを活用することでCO2排出量の削減に貢献したご支援事例

株式会社北九州パワー様

サイトリニューアルの過程で環境負荷の軽減も考慮したことで、結果として従来比で約65%の環境負荷軽減を実現しました。

おわりに

サステナビリティサイトは、企業が「どんなことを大切にしているのか」を社会に伝える大切な場です。

何を伝えるのか、どんな見せ方をするのか、どのような仕組みで運営するのか。そのすべてが、企業の姿勢を映すものになります。

ノーコードツールの「Studio」を使えば、専門的な知識がなくても、誰でも手軽にサステナブルなサイトを作ることができます。これからの時代にふさわしい情報発信の方法として、ぜひ一度、自社のサイトを見直してみてはいかがでしょうか?

「Studioの導入が自社に合っているか分からない」という方に向けて、数項目をチェックするだけで簡単に判断できる『Studio導入診断シート』をご用意しました。ご検討の際にぜひお役立てください。

「ノーコードCMS(Studio)導入診断シート」をダウンロードする

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

メンバーズルーツは、ノーコード・ヘッドレスCMSで
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