はじめに
こんにちは。メンバーズルーツカンパニーのデザイナー、豊田です。
メンバーズルーツでは、Webサイト制作の現場業務の内製化に注力しており、現在、ノーコードツールである「Studio」を活用したWebサイトの開発支援を行っております。
2025年6月、Studioの機能がアップデートされました!
今回は、サイト制作に欠かせない「CMS機能」や「アクセシビリティ対応」など注目したい改善ポイントをわかりやすく紹介し、実際の活用シーンも交えながら解説します。
アップデートされた機能と活用方法
CMSテンプレートが使いやすく
新たに3つのCMSテンプレート(メディア・ブログ、メンバー紹介、ニュース・お知らせ)が追加され、選ぶだけで投稿管理をすぐに始められます。
さらに、投稿のステータス表示が改善され、列の幅を調整したり、アイコンを使って視覚的に管理することができるようになりました。

サイト制作でよく使用する「ブログ」や「お知らせ」もテンプレートを使用すれば、プロパティの設定がすでにされているのでテキスト修正のみでCMS設定が完了です!
ワークスペース複製と、ワークスペース内でのプロジェクト複製ができるように改善
以前は別のプロジェクトに同じページを作成したい場合、パーツを一つずつコピーしなければなりませんでした。
今回のアップデートでワークスペースおよびプロジェクトの複製ができるようになり、運用面でも効率的に作業が行えるようになりました。
例えば、カスタムコードを使用する場合、公開環境でしか確認できなかったのが、プロジェクトを複製して検証用として利用することで、カスタムコードを用いたページの確認が可能になります。また、キャンペーン用の特設サイトを量産したいときも、1つのプロジェクトをベースに複製し、内容を変更するだけで簡単に作成できます。
アクセシビリティにも配慮
動画ボックスに「再生」といったラベル(aria-label)が追加され、音声読み上げでも正しく読み上げられるようになりました。
アクセシビリティ対応が求められる場合にも安心して利用できます。

そのほか、細かいけれど嬉しい改善
- 公開設定画面のボタン表示が「キャンセル」から「戻る」に変更され、わかりやすくなっています。
- 「Apps」タブのアクセスを、ワークスペースのオーナーだけに制限できるようになり、チーム管理がより安全になりました。
複数人でサイトを管理している場合に、誤操作や設定変更のトラブルを防ぐことができますね!
さいごに
以上、Studioのアップデート機能をご紹介しました。いかがでしたでしょうか?
今回のアップデートでは、CMSの導入やアクセシビリティが改善され、プロジェクトの複製によって大規模なサイトも検証しやすくなりました。
ぜひ新しい機能を取り入れてみてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。