チームコミュニケーションについて、みんなで考えてみた

チームコミュニケーションについて、みんなで考えてみた

会社紹介 2024年1月30日

はじめに

こんにちは。メンバーズルーツの山口です。

株式会社メンバーズでは、定期的に社員一人ひとりが社内メンバーや自身の所属するチームのコンディションを把握し、能動的にチーム力向上に取り組めるPDCAの仕組みをつくることを目指し、四半期ごとに「コンディションサーベイ」というアンケート形式のカウンセリングを実施しています。

2023年9月に実施したコンディションサーベイの結果から、メンバーズルーツにおける課題を改めて考えたとき、リモートワークにおけるコミュニケーションに課題感がありそう、ということがわかりました。

これを踏まえて、ルーツ内のコミュニケーションを見直す機会として、KPTのフレームワークを使ったワークショップを実施しましたので、その模様をお伝えしたいと思います。

STEP1:現状把握(小チームでワークショップを実施)

ルーツでは、KPTというフレームワークを使って、課題の検出・解決を図る取り組みを定期的に行っています。これを利用して、今回はA~Dの4つのチーム(6名)に分かれてルーツ内におけるコミュニケーションにおける「良い点(Keep)」「問題点(Problem)」「改善のための具体的な行動(Try)」について、同じボードに対して各自の考えを付箋に書いて意見交換する、という内容のワークショップを行いました。

チーム編成を行う際でも、案件を同じに行っているメンバーで行うのではなく、日常的にあまり接しないメンバーでチームを編成。案件外の多角的な視点で意見が出る工夫を行いました。

STEP2:共有(各チームで出たアイディアを発表)

それぞれのグループでディスカッションしてもたった後、後日それをグループ毎に発表してもらう機会を設けました。

▼こちらが実際にKPTに使用したボード

具体的に出てきた意見としては、

▼KEEP
・毎日の朝会、oVice、チャットなどでコミュニケーションが取れていてGood
・定期的にふりかえりKPTがあることでチーム力向上に繋がっていたり、案件理解が深まり良い時間になっている
・デザイナー、エンジニアなど職種別のMTGが良い時間になっている
・出社日を合わせたり、ランチに一緒に行ったりしてリアルの時間も大切にできている
・わからない事をすぐに聞ける環境に感謝している

▼PROBLEM
・異なる案件のメンバーとはコミュニケーションの機会が殆どない
・同じグループや案件にならない限り、人となりがわからないままになってしまいがち
・リアルな集まりが少ない、増やしたい
・他の拠点の人とはリアルな交流ができない
・リモートだと相手によってはoViceを使っていても話しかけづらい、ちょっとした質問などが気軽にできない

▼TRY
・グループや案件に関係なく、ルーツ全体でメンバーをシャッフルし、1on1を実施してみる
・ルーツのメンバーがリアルで全員集合できる機会(キックオフや社員総会など)を作る
・合同ランチタイム、おやつタイムなどを作って雑談できる時間を増やす
・自分の得意分野や人となりをわかってもらうために、自己取説を作成する

このような意見が挙がっていました。

普段、目の前の業務に追われてしまい、そもそもの組織の在り方やチーム内のコミュニケーションについて深く考えたり、何が課題でそれに対してどのようなアプローチができるか?といったことを改めて考える機会というのがなかなかなかったため、とても良い時間になりました。

STEP3:検証(アンケート)

まずはチーム内の課題を把握することができ、現状行っていて継続すべきコミュニケーションについても整理することができました。

今まであまり話したことのなかったメンバーと同じチームになって意見交換することで、ワークショップそのものも1つのコミュニケーションになったことと思います。ワークショップ実施後にアンケートを実施したのですが、多くのメンバーにこのようなワークショップを行ってよかった、意義が感じられたと感じてもらえたことがわかりました。

▼アンケートの一部

まとめ

当初想定をしていた時よりも、さまざまな意見がでたり、チームメンバー全員で会社を良くする取り組みができた部分が個人的に良かったと思いました。

また、今回TRYでさまざまな改善案がでてきたので、どのように優先度を決めて、改善を進めていくかなどについて次回の記事を書きたいと思います。楽しみにしていただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!

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