はじめに
はじめまして、メンバーズルーツカンパニーのデザイナーの林です。
メンバーズルーツでは、Webサイト制作の現場業務の内製化に注力しており、現在、ノーコードツールである「STUDIO」を活用したWebサイトの開発支援を行っております。
お客様に情報を魅力的に伝えるための手法として、デザインに動きを持たせるアニメーションがあります。STUDIOを活用することで、簡単にアニメーションを実装することができます。しかし、通常のJavaScriptを使用して開発する場合とは異なり、STUDIOの仕様に合わせた機能で実装を行う必要があります。これにより、デザイナーはSTUDIOの仕様を理解し、効果的なアニメーションを作成するスキルが求められます。
STUDIOを利用すると、非技術者でも直感的な操作でアニメーションを取り入れたWebサイトを作成できます。プログラミングの知識がなくても、STUDIOのドラッグ＆ドロップ機能や設定項目を調整するだけで、高度なデザインを実現できる点が大きな魅力です。
今回は、STUDIOを活用して制作されたアニメーションの良い例をご紹介します。これにより、技術的な知識がなくても、ノーコードツールを使って魅力的なWebサイトを具体的にどのように作成できるかを理解していただけると思います。
フェイドインアニメーションを活用したWEBサイトのご紹介
この事例のWebサイトでは、ページ全体にフェイドインのアニメーションを使用しています。ページをスクロールするたびに、各セクションが滑らかにフェイドインするため、閲覧者に洗練された印象を与えます。
さらに、ナビゲーション直下に配置されたカルーセル部分でも、次に表示されるバナーがフェイドインで登場するように実装されています。これにより、カルーセルの動きとフェイドインアニメーションが組み合わさり、視覚的に魅力的な効果を生み出しています。
・STUDIOでもコンテンツごとにフェイドインアニメーションを用いることが可能
・アニメーションの組み合わせが可能
Makuake Magazine
引用元：https://magazine.makuake.com/
パララックスを活用したWEBサイトのご紹介
この事例のWebサイトでは、パララックス効果を用いて、視覚的に奥行きと動きを演出しています。パララックス効果とは、スクロールに応じて背景やコンテンツが異なる速度で移動することで、立体感を生み出す技法です。STUDIOでもこのパララックス効果を簡単に実現できます。
さらに、このサイトでは静止画だけでなく、動的な表現も取り入れられています。特に、スクロールエフェクトが巧みに使用されており、ユーザーがスクロールするたびにコンテンツが滑らかに変化します。このような動的な表現により、サイト全体が生き生きとした印象を与えます。
・STUDIOでもパララックスを用いることが可能
・パララックスは静的・動的な表現が可能
引用元：Funds Startups株式会社
https://startups.funds.jp/
ループスライダーを活用したWEBサイトのご紹介
この事例のWebサイトでは、ループスライダーを用いて、画像やテキストを連続して表示する仕組みを採用しています。ループスライダーとは、コンテンツが連続してループすることで、途切れなく表示されるスライドショーのような効果を持つデザインです。STUDIOを活用することで、このようなループスライダーも簡単に実装できます。
また、STUDIO内では、スライダーのスピード調整などの微調整も可能です。これにより、ユーザーのニーズやデザインの意図に合わせて、表示速度や動作を細かく調整することができます。直感的な操作でスライダーの設定ができるため、技術的なスキルがなくても高度なデザインを実現できます。
・STUDIOでもループスライダーを用いることは可能
引用元：Jクレール
https://kenko-okayama.jp/
さいごに
このように、STUDIOを使えば、非技術者でもアニメーションを取り入れたWebサイトを作成することができます。ノーコードツールの活用により、デザイナーの創造性を最大限に引き出し、より魅力的なWebサイトを提供することが可能です。今後も、内製化支援を通じて、お客様のビジネスに貢献してまいります。
