検索ボタン
StudioのCMSでカルーセルを作る方法!デザインエディタとCMSの比較

StudioのCMSでカルーセルを作る方法!デザインエディタとCMSの比較

ノーコード 2025年1月7日
  1. はじめに
  2. StudioのCMS機能とは?
  3. カルーセル作成:CMSとデザインエディタの違い
  4. CMSを使ったカルーセルの作成手順
  5. まとめ
  6. 関連サービス

はじめに

はじめまして、メンバーズルーツノーコード推進員の村中です。

メンバーズルーツでは、ノーコードでWebサイトを構築・運用できるツール「Studio」を活用した開発支援を行っております。

皆さんは「Studio」でカルーセルを作成したことがありますか?
以前、こちらの記事ではデザインエディタを用いたカルーセルの作成方法を解説しました。
しかし、Studioではカルーセルを作成する方法として、デザインエディタとCMSの2つの手法があります。

本記事では、CMSとデザインエディタの両者を比較し、それぞれのメリット・デメリットを解説します。
さらに、CMSを使ったカルーセル作成の具体的な手順も併せてご紹介します。

StudioのCMS機能とは?

Studioは、コードを書かずにWebサイトの構築、公開、運用ができるノーコードツールです。

その中でも、StudioのCMS機能は、運用の効率化に便利な機能となっています。
CMSダッシュボードでコンテンツをデータベースとして効率的に管理し、デザインエディタで作成する希望のレイアウトに合わせて、コンテンツを簡単に呼び出して表示することが可能です。
この機能を使うことで、同じ内容を何度も入力する必要がなくなるため、作業がスムーズに進みます。運用を効率化したい方には、ぜひ活用していただきたい機能です。

参考:CMSの使い方(Studio公式ガイド)

続いて、カルーセル作成におけるCMSとデザインエディタの方法を比較し、それぞれのメリット・デメリットを解説します。

カルーセル作成:CMSとデザインエディタの違い

Studioでは、カルーセルを作成する方法として以下の2つがあります。

1.CMSを使う方法
2.デザインエディタを使う方法

どちらにもメリットがあり、どちらを選ぶべきかは、サイトの目的や更新頻度によって異なります。

CMSでカルーセル作成する場合

CMSを使用する際のメリットは、更新頻度が高いエリアをCMSダッシュボードで管理することで、誰でも簡単に更新できる点です。
そのため、更新頻度が高いエリアの場合は、CMSを使ってカルーセルを作成することをおすすめします。

デザインエディタでカルーセル作成する場合

デザインエディタを使用する際のメリットは、個数制限がなく自由にカルーセルを作成できることです。CMSの無料プランでは、作成できるモデルの数に制限がありますが、デザインエディタにはそのような制約がありません。
ただし、デメリットとして、CMS管理と比べて更新性が低下する可能性があります。
そのため、もし更新頻度が高いエリアがない場合は、デザインエディタを使ってカルーセルを作成することをおすすめします。

本記事では、CMSを使ったカルーセルの作成手順をご紹介します。

CMSを使ったカルーセルの作成手順

①Studioの準備

まずはStudio側でプロジェクトを作成しておきます。

Studioにログインし、「+新しいプロジェクト」から「空白からはじめる」を選択します。
次に、プロジェクト名を入れ、はじめるをクリックします。

デザインエディタを開き、左上プロジェクト名を選択し、CMSを選びます。

②CMSモデル作成

②-1:「CMSをはじめる」をクリック

「空白のデザイン」を選択し、「CMSをはじめる」をクリックします。
画面中央の「モデルを追加」をクリックします。 
モデル名を「スライドショー」などに設定します。  
「記事タイプ」を選んで「作成する」をクリックします。

右上、「新規追加」をクリックします。

②-2:1枚目スライドのCMSを登録

作成したモデルにアイテムを追加していきます。
スライドの情報(例: タイトル、テキスト、画像)を登録します。

①・・・タイトル
②・・・テキスト  
③・・・画像

②-3:データを公開

登録したCMSを①の「公開する」を押して公開します。
次に②の「戻る」を押し、CMSページに戻ります。

これで1枚目のデータの登録完了です。

③2枚目の以降のデータを登録

-1:データを複製

①をクリックし、「複製」をクリックします。


②を押し、ページを開きます。


-2:2枚目のデータを登録

2枚目のデータも1枚目と同様に登録します。

-3:データを公開

登録したデータを①の「公開する」を押して公開します。
次に②の「戻る」を押し、CMSページに戻ります。
これで2枚目のデータの登録完了です。


3枚目以降も2枚目と同じ方法で作成していきます。

これで全てデータの登録が完了しました。

④カルーセル動作設定

④-1:レイヤーを選択し、設定を変更

左側のツールバーを開き「レイヤー」からカルーセルのレイヤーを選択します。


右側のツールバーを開き、カルーセルの動きとして、自動再生、再生時間、送り時間、ホバーで停止の箇所を設定していきます。
今回私は以下の内容で設定しました。

自動再生→オン
再生時間→3000
送り時間→600
ホバーで停止→オフ

再生速度、送り時間は任意で設定してください。

④-2:スライドの動きの調整

左側のツールバーを開き「レイヤー」からカルーセルのレイヤーを選択します。

「モーション」をクリックし、「イージング」をクリックします。

①をクリックします。

左側のツールバーを開き「レイヤー」からスライドの画像レイヤーを1枚選択します。

「モーション」をクリックし、「イージング」をクリックします。

①をクリックします。

⑤カルーセルをページに配置

⑤-1:デザインエディタを開く

「デザインエディタ」を押してデザインエディタを開きます。

⑤-2:カルーセルをページに追加

左側のツールバーを開き「追加」から「CMS」をクリックし、
「カルーセル」を選択し、ページにカルーセルを配置します。

⑤-3:CMSデータとカルーセルを連携

「レイヤー」でスライドレイヤーを選択します。

次に、データの編集を行います。
①をクリックして、データベースを開きます。

ここでスライド画像、タイトルを変えたい場合は編集できます。
編集の仕方は上記をご確認ください。

続いてデータの紐付けを行っていきます。
まずはタイトルを紐付けます。
「Title」右側にある①をクリックし、ドラッグでタイトルのボックスに繋げます。

次に画像を紐付けます。
「Cover」の右側にある②をクリックし、ドラッグで画像レイヤーに繋げます。

⑤-4:レイアウト調整

カルーセルのレイアウトを調整していきます。

スライドのサイズの調整→横幅、縦幅調整
スライドとスライドの間隔の調整→パディングの調整

⑥プレビューで確認

最後に 「ライブプレビュー」をクリックして、カルーセルが動いているか確認します。

必要に応じて、スライド間の余白や表示速度などを微調整してください。


完成

まとめ

CMSを活用することで、カルーセルの作成や更新が驚くほど簡単になります。
特に更新頻度が高いサイトでは、CMSを使ったカルーセルがおすすめです。
ぜひこの記事を参考に、StudioのCMSを活用したカルーセル作成に挑戦してみてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

関連サービス

SHARE

Contact

当社サービスにご興味があるお客様は
こちらよりお問い合わせください

お問い合わせ

Document

メンバーズルーツ発行の
資料をダウンロードできます

資料ダウンロード