企業のDX推進で注目をされるノーコード
経済産業省のDXレポートなどによれば、企業のDX推進は必要不可欠であり、対応ができないと経済的な損失につながると提言をしています。(引用:経済産業省:DXレポート)。
こうした背景から、DXの推進は注目を集め、「DX人材を採用してデータ活用を行い、攻めの施策を展開する」「DX推進により業務効率化が図れ、ワークライフバランスの実現にもつながる」「レガシーなシステムからの改修により、サイバー攻撃などのリスクを回避できる」といったケースが増えています。
その中で、比較的着手しやすい領域がWEBサイトなどを活用したマーケティング領域です。以前は外部委託が一般的でしたが、最近では企業が内部で人材を採用し、運用を行うケースが増えています。
現場でこんなお悩みありませんか?
・自分で考えたデザイン・記事などを、スピーディーに更新をしたい。
・外部パートナーに更新依頼をしているが、品質面・スピード面で課題を感じている。
・内部にエンジニアがいるが稼働がパンパンで、対応したい施策ができない。
・CMSを入れていたが、特集、LPなどの販促ページなどで活用をすると、自由度が低いと感じている。
・既存のCMSのバージョンアップやサーバーアップデートなど、想定外の保守費用が発生し困っている。
外部委託に頼りっぱなしでは、更新や改修が遅れ、効率性に課題を抱えることがあります。そこで注目されているのが、プログラミング不要でWEBサイトを更新できるノーコードツールの導入です。
ノーコードツールを使えば、プログラミングの知識がなくても、デザイン作業のみで簡単にWEBサイトの更新が可能になります。これにより、デジタルマーケティングの業務効率化や社内育成工数の削減が実現できると期待されています。
しかし、ノーコードツールの導入にはいくつかの課題もあります。例えば、「自社に最適なツールがわからない」「実際の導入方法が不安」「運用立ち上げ時のサポートが必要」といった課題が挙げられます。
そこで、メンバーズではセキュリティを担保しつつ、スタートできる「STUDIO」というノーコードツールを使用した、内製化支援サービスを提供しています。
ノーコードとは
ノーコードとは、プログラミングの知識がなくても、専門的な技術を必要とせずに、ソフトウェアやアプリケーションを開発できる革新的な手法です。従来の開発プロセスでは、プログラミング言語やコーディングのスキルが必要であり、そのためには高度な技術と専門知識が求められました。
しかし、ノーコードを活用することで、このような技術的な障壁を取り除き、ビジネスの関係者や非技術者でも直感的にアプリケーションを構築できるようになります。
これにより、ビジネスプロセスの効率化やイノベーションの促進が実現し、企業の成長を支援する新たな手段として注目されています。
数あるノーコードツールの中から「STUDIO」を選んだ理由
これまで、多くの企業に対して『WordPress』を提案してきましたが、その運用にはいくつかの課題がありました。保守にかかる費用を抑えたい、改修に専門スキルを必要としなく汎用的にしたい、お客様自身で更新や改修を行いたいということです。
そこで、お客様が自由に更新でき、かつ安価に始められるサービスを探していたところ、ノーコードという開発手法に出会いました。Webサイト制作領域の代表的なものは、『STUDIO』『Webflow』『Wix』など、国内外で開発をされたさまざまなツールがあります。さまざまなノーコードツールの中で比較検討を行った結果、『STUDIO』を選んだ理由を以下にご紹介します。
管理画面のUIが直観的で使いやすい
WEBサイトなどを内製化する際、運用担当者が使いやすいことが最も重要です。STUDIOの管理画面のUIは、モダンで直感的なデザインが特徴であり、初心者でも覚えやすい構造となっています。さらに、日本国内で開発されたツールであるため、情報が豊富であり、ガイドやブログなどを通じて学びやすい環境が整っています。
デザインツール(figma)から自動変換できる機能があること
弊社では、企業のお客様に支援を行う際に、デザインツールとして「Figma」を活用しています。Figmaを使用することで、簡単なマークアップを行った後、そのデザインをインポートするだけで自動的にレスポンシブなWebサイトが完成します。この仕組みにより、エンジニアの参加が不要となり、費用の削減や作業スピードの向上が実現しました。
初期構築・保守作業時に、サーバー確保やバージョンアップの作業が不要。
通常のCMSでは、初期構築時にサーバーの準備やメンテナンス、CMSのアップデートなど、サーバー環境の設定作業が必要ですが、STUDIOを活用すると、毎月2480円~(プランによる)の利用費用を支払うだけで保守作業を行ってもらえます。これにより、保守作業の外注化などが不要となり、ランニングコストを抑えることができます。
セキュリティ基準が高い
STUDIOを利用する際に気になるセキュリティ面の欠点についてですが、ISMSの認証を取得しており、公的な基準に適合している点が強みです。これにより、セキュリティ面での信頼性が高く、個人情報や機密情報などの保護が十分に確保されています。そのため、企業様がセキュリティ上のリスクを心配せずにSTUDIOを活用できます。
※引用:STUDIO、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格「ISO/IEC 27001:2022」認証を取得
どんな領域での導入がおすすめ?
CMS、フォームも完備しているので、基本的な機能を求めるのであれば最適なサービスになります。但し、システム要件が複雑なサイト(会員機能、予約機能、決済機能など)や、機能改修(ランキング、お気に入りなど)が必要なサイトなどには不向きです。
・コーポレートサイト
・採用サイト
・メディアサイト
・プロダクトLP
※一気にすべてのコンテンツで導入をせず、一部コンテンツからの導入をオススメします。
STUDIO導入のメリット
・構築時に、最短スピードで実装をしてくれたので助かった。
・ガチガチのテンプレートでなく実装できるため、表現できる自由度が上がった。
・エンジニアに依頼をせず、自チームで更新ができるようになって、更新スピードが向上した。
・CMS保守、サーバー保守にかかる時間がなくなったので楽になった。
STUDIO導入の推進方法
まずは、ヒアリングをさせていただき、ノーコード化できるかを判断。
導入したほうが効率的だと思った領域であれば、実装領域に関して改修のご提案を実施。
最後のページ量産のタイミングで、御行の社員さまにレクチャーをして一緒に入稿の準備を実施をして公開を行います。
公開後に初めて入稿対応をするのではないので、スムーズに自行での運用がスタートします。
関連情報
STUDIO導入診断シート 無料ダウンロード
診断シートをダウンロードして簡単な項目に入力いただくことで、
貴社のSTUDIOの導入の可否が診断できる、STUDIO導入診断シートをご用意いたしました。STUDIO導入のご検討の際に、是非ご利用ください。
診断シートは以下よりダウンロードしてご利用いただけます。