生成AIアンバサダーとして、チームの業務効率化やクオリティ向上に貢献
佐々木さんの直近の取り組みについて教えてください。
メンバーズ社内で生成AIの活用を推進する「生成AIアンバサダー」という取り組みに参画しています。アンバサダーとしての活動はすでに3期を終え、現在は4期目に入るところです。活動当初は、個人の業務効率化や効果的なプロンプトの書き方を学ぶことを中心に取り組んでいましたが、直近では「チーム全体で生成AIを活用し、業務効率やクオリティを高めるにはどうすればよいか」という視点で活動しています。社内外の最新事例やナレッジを収集してチーム内で共有したり、職種ごとに効率化が見込める業務を洗い出して施策を検討したりと、実践的な取り組みを進めています。
メンバーが生成AIに興味を持ち「自分ごと」として捉えてもらえるよう意識
業務を行う上で気を付けていることがあれば教えてください。
チーム全体で生成AIを活用していくには、メンバー一人ひとりが生成AIに興味を持ち、「自分ごと」として捉えることが大切だと考えています。そのために、「どのような事例やナレッジであれば興味を持ってもらえるか」「業務に直結する活用例はどんなものか」といった観点を大切にしながら、情報収集と共有を行っています。
また、生成AIの活用を“義務”としてではなく、「自分たちの業務を楽にするために自然と使う」状態が理想だと考えています。
そのため、チームで設定する目標や施策も、無理なく楽しみながら取り組めるように模索しています。
これらを受けて、チームメンバーからどのような評価をいただいていますか?
チームメンバーからは「役に立った」「便利だった」といった声をいただいています。特に、事例共有やナレッジ共有を通じて「新しい視点が得られた」と言ってもらえることがとても励みになっています。
楽しみながら生成AIを活用できるチームを目指す
最後に今後チャレンジしていきたいことなどあれば教えてください。
チーム全員で生産性向上に取り組み、「ルーツカンパニーは生成AI活用が進んでいる」という状態を社内外に発信し、地位を確立していきたいと考えています。まだまだ知識面では学ぶことも多いですが、今後も情報感度を高く保ち、自分自身の業務をより効率化しながら、チーム全体の生産性向上につなげていきたいです。
そして、何よりも「強制ではなく、楽しみながら生成AIを活用できるチーム」を目指していきたいと思っています。
ありがとうございます。ただ最新情報を伝えるのではなく、受け手の気持ちを考えて、どうやったら伝わるのか?使ってもらえるのか?などを試行錯誤している部分が素晴らしいです。今後も生成AIを活用した業務効率化・クオリティ向上のとりくみが当たり前になり、チームの文化になるように普及してもらえると嬉しいです。今回はおめでとうございました。