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WordPressのリスクを解消!ヘッドレスCMS比較3選(microCMS・Newt・Contentful)

WordPressのリスクを解消!ヘッドレスCMS比較3選(microCMS・Newt・Contentful)

Jamstack 2024年11月14日
  1. WordPressはセキュリティリスクが高く不安視されている
  2. セキュリティリスクを回避できる『ヘッドレスCMS』とは
  3. 代表的なヘッドレスCMSとは?
  4. メンバーズではどのヘッドレスCMSがおすすめ?
  5. ヘッドレスCMSはどのコンテンツに導入するのがおすすめなの?
  6. 他のCMSから新しくCMSを移行するのって大変ではないの?
  7. microCMSを導入したい場合には

WordPressはセキュリティリスクが高く不安視されている

銀行などの金融機関のWebサイトは、顧客からの信頼性の確保、日々更新される法律改正やルール変更への対応、頻繁な新サービスリリースによる情報更新が求められます。これらの業務を効率化するために、CMS(Content Management System)を利用したWebサイトの実装を行い、専門知識がなくても簡単に情報を更新できる仕組みが必要です。 現在、世界中で最も多く利用されているCMSはWordPressです。 WordPressはオープンソースでカスタマイズ性に優れていますが、セキュリティリスクが高く、以下のような問題が指摘されています。

  • デフォルトID状態でのパスワードクラック
  • プラグインの脆弱性をついた攻撃
  • バージョンアップ未実施による脆弱性をついた攻撃

その他にも、WordPressにはさまざまなセキュリティリスクが存在し、セキュリティを最重視する金融機関にとっては、WordPress導入の大きな障壁となっています。

弊社もこれまで金融機関向けにWordPress導入を提案していましたが、セキュリティリスクの懸念により、導入を躊躇する企業が多く見受けられました。そこで、セキュリティと利便性を総合的に判断した結果、「ヘッドレスCMS」という新しい形のCMSが最適解であると考えました。

セキュリティリスクを回避できる『ヘッドレスCMS』とは

ヘッドレスCMSはフロントエンド機能を持たず、バックエンド機能のみで構成されたCMSです。 WordPressのようにフロントエンドとバックエンドが統合されているCMSに比べ、セキュリティリスクを回避できるため、金融系の企業のWebサイトでの導入を推奨しています。

簡単に言えば、ヘッドレスCMSはコンテンツ管理システムであり、外部からAPIを通じて記事情報などのデータを呼び出すことが可能です。また、WordPressのようなデザインや機能の制約に縛られず、フロントエンドのカスタマイズが自由にできる点も大きな利点です。

代表的なヘッドレスCMSとは?

Contentful

世界で一番利用者が多い、ヘッドレスCMSのパイオニア的存在です。
豊富な機能と充実したドキュメンテーションが魅力ですが、日本での普及率は高くないためか、日本語の情報は多くありません。価格は他のヘッドレスCMSと比較してやや高めです。

microCMS

こちらは国産のヘッドレスCMSです。シンプルで使いやすいUIが特徴です。特にマーケティングやコンテンツ制作に重点を置いており、パフォーマンスにも優れています。
また、microCMSは画像専用CDN「imgix」が追加料金なしで利用できます。これにより、サーバーにアップロードされた画像データをデータ転送することなく自由に編集できます。ページスピード改善の重要な要素である画像最適化を簡単に行えることは、大きな利点です。

Newt

比較的新しい国産ヘッドレスCMSです。
Newtは、『App』という独自の機能があり、コンテンツ管理に関わる人やデータを適切な粒度にグループ化して、コンテンツ管理を効率化します。
また、簡易的なプレビュー機能があるのも特徴です。価格は他のヘッドレスCMSと比較して中程度です。

メンバーズではどのヘッドレスCMSがおすすめ?

これらの中で弊社として、最もオススメなのはmicroCMSです。
その理由は国産ヘッドレスCMSの中でも特にセキュリティ水準が高いという点です。
暗号化通信やWAF対応など、ヘッドレスCMSとしての基本的なセキュリティ対策は備わっています。
また、情報セキュリティ監査の担当者向けにセキュリティチェックシートが2種類公開されている部分も魅力です。
参考:セキュリティ|microCMS|APIベースの日本製ヘッドレスCMS

ヘッドレスCMSはどのコンテンツに導入するのがおすすめなの?

CMS導入と聞くと、サイト全体を更新しなければならないイメージがあるかもしれませんが、ニュースリリースのみのような一部領域からの導入も可能です。このため、更新頻度が高く、入力する情報が決まっている領域からスモールスタートを行い、運用方法や手順に慣れたら段階的に領域を広げていくことで、移行後の運用負荷を軽減、追加機能の導入も柔軟に対応でき、運用担当者のニーズに沿った開発が可能です。

  • 緊急のお知らせエリアの更新
  • ニュースリリースの更新
  • 記事コンテンツの更新
  • キャンペーン情報の更新
  • よくあるご質問の更新
  • 店舗・ATMの更新
  • 金利情報の更新

他のCMSから新しくCMSを移行するのって大変ではないの?

既存サイトでCMSを導入をしている場合、大量のページなどが存在して、なかなか移行に踏みきれないってことはありませんか?弊社がCMSの移行を行う際には、人力による手作業ではなく、効率的なプログラム対応で、スピードを早めつつ、より高品質な移行が可能です。移行プログラムのナレッジは、microCMSの公式ブログに寄稿していますので、興味がある方はご確認ください。

microCMSを導入したい場合には

メンバーズルーツは、microCMS公認パートナー企業として、microCMSを活用したWebサイトやアプリの制作に対応しています。さらに、多くの企業での導入実績もございます。microCMS導入をご検討中の企業担当者さまは、ぜひ下記のサービスサイトをご確認ください。

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