検索ボタン
Webサイトリニューアルの成否を分ける「事前整理術」とは

Webサイトリニューアルの成否を分ける「事前整理術」とは

Jamstack 2026年3月6日

はじめに

こんにちは、メンバーズルーツの武田です。

Webサイトのリニューアルを検討中の皆さま、こんな悩みはありませんか?
「新しいCMSを導入したのに、思っていた運用ができない」
「リニューアル後も結局、外部に頼りっぱなし」
「コストをかけたのに、更新作業が楽にならない」
実は、これらの問題の根本原因は、ツールの機能不足ではありません。
事前の運用設計が不十分なことが、プロジェクト失敗の最大要因なのです。

なぜ多くのリニューアルプロジェクトが失敗するのか

「新しいCMSを導入すれば、今の問題が解決する」
この考え方、実は大きな落とし穴です。私たちが数多くのプロジェクトを支援してきた経験から言えることは、運用要件を明確にしないまま開発に着手すると、必ず後悔するということです。
では、どうすれば成功するのでしょうか?答えはシンプルです。
開発前に、実際の運用をしっかりとイメージし、具体的に整理することです。

成功のカギを握る「5W1H」の診断フレームワーク

メンバーズルーツでは、数百社のWebサイト構築・運用支援の経験から、「5W1H」に基づいた6つの要素を整理することで、最適なCMS選定と運用体制の構築が可能になることを発見しました。

この整理は、制作会社への「提案依頼書(RFP)」作成にも直結し、より精度の高い提案を引き出すことができます。

Why:なぜ更新するのか(目的)

まず、最も根幹となるのが「Why(目的)」です。
単なるリニューアルという手段を目的にせず、内製化による外注コストの削減と施策のリードタイム短縮、SEO対策の強化、あるいは現行システムの脆弱性リスクの解消など、導入後の明確なKGIやKPIを定義する必要があります。
この目的が不明確なままでは、その後の技術選定に一貫性を欠くことになります。

What:何を更新するのか(範囲)

次に検討すべきは「What(範囲)」です。
すべてのページをCMS化することは、必ずしも正解ではありません。ニュースやブログ、導入事例といった頻繁に更新を行う「内製化領域」と、キャンペーンLPのようにデザインの自由度を優先し、専門会社に依頼すべき「自由度の高い領域」を明確に切り分けることが重要です。
範囲を適切に絞り込むことで、導入コストの抑制と柔軟な情報訴求の両立が可能となります。

Who:誰が更新するのか(体制)

運用主体を定義する「Who(体制)」では、更新担当者のITリテラシーや既存のスキルセットを把握します。
画像加工やHTMLの知識の有無、さらには公開に至るまでの承認フローが何段階必要なのかを明確にすることで、現場にとって真に使いやすい管理画面の設計や適切な権限管理が実現します。

When:いつ公開するのか(頻度)

発信のスピードに関わるのが「When(頻度)」です。
日々の更新頻度はもちろん、深夜や休日のタイマー公開が必須要件となるのか、あるいはIR情報のように一分の遅れも許されない即時公開が必要なのかを精査します。
これらは予約投稿機能や、システムのビルド構成といった技術的な設計に直接影響を与える要素です。

How:どのように情報を更新・活用するのか(手法)

情報の活用手法を定める「How(手法)」です。
具体的な入稿形式だけでなく、他システムとの連携についても検討が必要です。既存の製品データベースやスマートフォンアプリ、外部ツールとのAPI連携の有無を初期段階で定義しておくことで、将来的な拡張性を担保し、後からのシステム作り直しという無駄を防ぐことができます。

Where:どこにCMSを置き、どう守るのか(インフラ)

最後に、インフラの根幹である「Where(環境)」を定義します。
これは情報システム部門の管轄領域に留まらず、広報・マーケティング担当者にとっても重要です。
サーバーの保守やCMSのアップデートを自社で完結できるのか、あるいは外部に委託するのかという判断は、長期的な運用コストとセキュリティの安全性に直結します。

5W1Hの整理が導き出す最適解

これらの要素を丁寧に言語化していくことで、自社にとっての最適解が自然と明確になります。
例えば、小規模でデザインの自由度とスピードを最優先とするならばノーコードCMSが適しており、一方で高いセキュリティ水準と将来的なシステム拡張性を重視するならばヘッドレスCMSが有力な候補となります。
この要件整理を行うだけで、制作会社へ相談した際にも、非常に精度高く、かつ無駄のない提案を受けることができます 。

今すぐ始められる「CMS導入前検討チェックリスト」を無料提供

「でも、社内でこれらを整理するのは大変そう...」
そんな声にお応えして、メンバーズルーツでは「5W1H式・CMS要件整理シート」を無料でご提供しています。このシートを使えば、社内の合意形成もスムーズに進み、制作会社からもより精度の高い提案を受けることができます。
Webサイトリニューアルの成功は、事前準備で8割決まります。ぜひこのフレームワークを活用して、後悔のないプロジェクトを実現してください。


エクセル形式でシートを配布中

メンバーズルーツは、ノーコード・ヘッドレスCMSで
企業の業務デジタルマーケティング業務を支援する制作会社です

メンバー1
メンバー2
メンバー3

ヘッドレスCMSの導入相談は
私たちにご相談ください

この記事が役に立ったと思ったら、
ぜひ「いいね」とシェアをお願いします!

NEW POST

このライターの最新記事
  • アイキャッチ

    Webサイトリニューアルの成否を分ける「事前整理術」とは

  • アイキャッチ

    WordPressのリスクを解消!ヘッドレスCMS比較3選(Contentful・microCMS・Craft Cross CMS)

  • アイキャッチ

    オウンドメディアの成功事例4選!効率化とSEO改善を同時に叶えるCMSとは?

  • アイキャッチ

    自身の取り組みをチームメンバーに共有!ルーツアワードを開催

  • アイキャッチ

    気持ちよく働ける環境を作るために。チーム力向上ワークショップを開催!企画までの裏側をご紹介

  • アイキャッチ

    属人化から脱却!職種別交流を促すために5つのラボ活動を開始!!

  • アイキャッチ

    対面に近いコミュニケーションをリモートでも。バーチャルオフィスを開設!

  • アイキャッチ

    ルーツ3期目も始動!今年も「ルーツキャンプ」を行いました。

  • アイキャッチ

    チームメンバーが企画!リモートワークにおける健康促進施策

  • アイキャッチ

    若手メンバーが魅力を紹介!メンバーズルーツってどんな会社?

  • アイキャッチ

    北國銀行様の事例から金融機関のDX推進を研究!読書会の活動報告

  • アイキャッチ

    週1回独自勉強会『フルスタックディレクター講座』で、多能工スキルを向上!

  • アイキャッチ

    半期に1回の方針共有会!「ルーツキャンプ」を行いました。

Contact

当社サービスにご興味があるお客様は
こちらよりお問い合わせください

お問い合わせ

Document

メンバーズルーツ発行の
資料をダウンロードできます

資料ダウンロード