メンバーズルーツカンパニー恒例のインタビューですが、今日は高橋さんの”ルーツ”についてお伺いしたいと思います。まずは、高橋さんのこれまでのキャリアについて教えてください。

東京の美術大学卒業後、地元福岡の小さな印刷会社に就職、DTP※デザイナーとして折込チラシ・フライヤー・名刺・ポスター等の印刷物のデザインを行っていました。
その後、化粧品会社やネットベンチャー企業でWebデザイン・ディレクションを担当し、2015年にメンバーズに中途入社しました。
※DTP…Desktop Publishing（パソコン上で印刷物データを制作すること）の略

なぜデジタルクリエイターを志したのか？その理由を教えてください。

元々、自分の作ったものや自分の行動が人の役に立ったり、喜んでもらえる事が好きだったので、自然とデザイナーを目指していました。最初は紙のデザインから入りましたが、印刷会社時代に石油の値上がりで紙の値段も上がり、ボーナスが無くなったあたりで「これからは石油の影響を受けない（少ない）Webの時代だ！」と思い、Webの世界に入りました。
もう20年前になりますが、大学生の頃に趣味でWebサイトを作ったり掲示板やチャットで交流したりとWebが身近だった事もあり、あまり異業界への転職という感覚はなかったです。

メンバーズグループに入社したきっかけ/動機は？

前職は社員数3人ぐらいのベンチャー企業でデザイナー兼ディレクターを担当していましたが、あまり事業が上手くいっていませんでした。
3人目の子供が生まれたタイミングで転職を決意し、その時にメンバーズが北九州にオフィスを立ち上げる予定である事を知りました。
当時はメンバーズという会社自体を知らなかったのですが、調べていく中で「ただスキルや経験のある人材を求めている」という事ではなく、「ミッション・ビジョンに共感する仲間」を求めているという点や、地方の人材活用の考え方、仙台オフィスの事例などを知り、自分も参加したいと思い応募・入社しました。

メンバーズルーツカンパニーに参画した理由は？

地方活性化・地域問題解決に非常に高い関心を持っていたためです。
大学は東京だったんですが、それ以外はずっと地方の田舎（長崎県・山形県・福岡県）で暮らしてきたので、実家のある福岡県の田舎で暮らす事は決めていました。
妻も同じ市の出身なので、両親の老後なども考えるとやはり地元が良いなと。
メンバーズキャリア福岡で営業をやっていた際、地場の企業様のお話を聞かせていただく機会が多くあったのですが、福岡の人間なら誰でも知っているような老舗の企業様でもデジタル化が思ったように進まずお困りであるという現状が見えてきました。
自分自身のスキルを活かしつつ、直接地元のクライアント様のお役に立つにはメンバーズルーツしかないと思い、公募に応募しました。
ちなみに先にルーツに参画した彌一くん（上野さん）は新卒で北九州に入社してきた時から知っているんですが、彼も同じ町出身で同じ小学校出身でした。実家も知ってます。

ご自身の強みや得意領域を教えてください。

得意領域はデザインですが、他も広く浅くかじってる点も強みの一つかと思っています。
メンバーズ入社以前は地場の印刷会社や少人数ベンチャー企業にいましたので、個々の担当範囲がとても広く、私はDTP・Web・UI・プロダクトなど様々なデザインから、営業・販促・電話対応・マニュアル作成など出来る事は全てやっていました。
メンバーズ入社後は育成・マネジメントにも携わり、特に新卒教育などに力を入れていました。
3人の子供の父親でもありますので、「育てる事」にはひとしおの想いがあります。

最後に今後の抱負をお願いします！

地方企業様のDX推進のお力になれるよう、UX・UIデザインのスキルを磨いていきたいと思います。「何でもやる」スタンスはベンチャー時代と変わらずですが、その中でコアとなる尖ったスキルを身に着けていきたいなと。
また、得たスキル・知識は社内外問わずシェアし、地方のデジタルクリエイターを増やす一助になればと考えています。